KINTOは、トヨタが行なっている車のサブスクリプションサービスです。
最近よく耳にするサブスク。車も所有する時代からサブスクで利用する時代に変わってきています。
とはいえ新車を買うより高くつくのでは?どんな車に乗れるの?使い勝手はどうなの?・・・など様々な疑問点がありますね。
そこでこの記事では、トヨタのサービスKINTOについて深掘りしていきたいと思います!
トヨタの車が好きな人もそうではない人も、是非チェックしてみてください。
KINTOってどんなサービス?
KINTO(正式名称はKINTO ONE)は月契約でお金を支払い、全てコミコミ料金でトヨタの車に乗ることができるサービスです。しかも乗ることができる車は新車。
憧れだけれども手にすることができなかったトヨタの車に乗れるチャンスかもしれません。
では具体的にどのようなサービス内容なのか。
4つのポイントに絞って紹介していきます。
KINTOのサービスその1~コミコミ定額で新車に乗ることができる
KINTOは毎月の支払いが定額で、トヨタの車に乗ることができます。「コミコミ」に含まれているものは以下の通りです。
- 車両代(オプションも含む)
- 車両保険
- メンテナンス料金
- 車税
- 登録諸費用
つまり、駐車場代とガソリン代を除く全ての諸費用が利用料金に含まれています。
保険は、万が一事故を起こした場合に対人対物両方に無制限の保障が付きます。自分が怪我をしてしまった際には5,000万円までの治療費が出ますよ。
またメンテナンス料金には車の定期点検も含まれます。
12ヶ月点検や車検整備を月額料金の中で利用することができ、エンジンオイルフィルター交換、バッテリーやウォッシャー液の補充などもすべて含まれています。
KINTOのサービスその2~人気の車種から新車を選べる
KINTOはトヨタの中でも人気の車種がラインナップされていて、その中から好きな車を選ぶことができます。
自分の好みのグレードを選んだりオプションをつけたりすることもできます。しかもこれらの契約は全てネットで完結する手軽さがあります。
KINTOのサービスその3~気になる値段設定
KINTOは新車をローンを組んで契約するよりも安い価格設定になっています。
新車で購入して数年間乗った場合の維持費がどのぐらいかかるのか、KINTOのサイト内のシミュレーションで確認することができます。
トヨタが作っているサイトなので、トヨタで新車を買った場合のシミュレーションが正確にできるのが良いですね。
さらにKINTOでは頭金を支払う必要がありません。まとまった資金を用意することなくすぐに始められることが利点です。
KINTOのサービスその4~手続きがシンプル
KINTOはほとんどの手続きをネットで完結することができ、納車までスムーズに取引を行える仕組みになっています。
ただし申し込みには審査が必要です。審査が通れば契約→納車になり、希望したトヨタの販売店に車を受け取りに行きます。
審査と言っても、普通に職についていて毎月一定の給料があればほとんどの場合は審査に通ります。また支払い方法もクレジットカードを選択できるので、クレジットのポイントを付けることもできますよ。
KINTOのサービスまとめ
KINTOは保険料や車税など全てコミコミでトヨタの新車に乗ることができるサービスです。
契約には審査が必要ですが、頭金なしですぐにラインナップの中から好きなトヨタの車を選ぶことができます。
借りた車は期間内は自宅の敷地内に停めて利用することができて、レンタカーとは違うので車のナンバーも普通の自家用車と同じナンバーです。
そもそも車のサブスクって何?
車のサブスクとは、期限内に決まった料金を支払って好きなだけ車に乗ることができるサービスです。
とはいえこれだけだと、「ただ返す期限が延びたレンタカーと同じでは?」となりますよね。
そこで分かりやすく、車のサブスクとレンタカーの大きな違いについて箇条書きします。
- レンタカーはいろんな人が乗ってきた車を借りるが、サブスクは新車に乗ることができる
- レンタカーは車を選ぶことができないが(選べても少ない選択肢)、サブスクは自分の好きな車を選ぶことができる
- レンタカーは「わ」ナンバーだが、サブスクは通常ナンバー
- レンタカーはガソリンを満タンにして返すが、サブスクは不要
- レンタカーは借りられる期限が短いが、サブスクは月~年単位で契約できる
- レンタカーはオプションを選ぶことはできないが、サブスクは自分好みに車をカスタマイズできる
ざっと挙げるだけでも6つの違いが出てきます。
車のサブスクは、イメージとしてはブランドの洋服やバッグのサブスクと似ているかもしれません。
憧れのブランド品を一定の利用料で、自分の私物のように使うことができるサービスです。
人から見たら身につけているものがサブスクで利用しているものとはわかりません。
自分の好みで選ぶことができるため、自分らしさをサブスクで楽しむことができます。
その究極系がKINTOのような車のサブスクですね。
KINTOの実際の評判ってどうなの?
KINTOの口コミには、冷静に資産運用の面から考慮したKINTOの利点を発信している人が多いのが特徴です。そもそもトヨタの車が好きというユーザーの視点が前提になっています。
【KINTO】
あのTOYOTAがやってる車のサブスク。
TOYOTAは今後車作りからサービスの
会社に生まれ変わろうとしています。
月4万円前後で一定車種で乗り放題。
毎年車種を変更できるそうです。
あのTOYOTAが?って思いますよね。 #サブスク— トラベルサブスク・アフィリエイター コバトリ (@kobatori55) July 2, 2021
その上で特にわかりやすい口コミをTwitterから2つ紹介します。
Kintoを考えた。
頭金なし19歳プリウス残額設定4年比較
中古車240万円
毎月7800円
車検12万÷24ヶ月=5000円
税金39500円÷12ヶ月=3291円
保険25000円
メンテ1万円÷12ヶ月=833円
残額70万円÷48ヶ月=14583円
56507円 /月
56507円×48ヶ月=2712336円
+ボーナス15万円×8回=120万円
4年総支払い合計3912336円— Qowen (@Qowen4) March 3, 2020
Kintoを考えた。
頭金なし19歳プリウス残額設定4年比較
中古車240万円
毎月7800円
車検12万÷24ヶ月=5000円
税金39500円÷12ヶ月=3291円
保険25000円
メンテ1万円÷12ヶ月=833円
残額70万円÷48ヶ月=14583円
56507円 /月
56507円×48ヶ月=2712336円
+ボーナス15万円×8回=120万円
4年総支払い合計3912336円— Qowen (@Qowen4) March 3, 2020
まとめると、車の維持費に34000円掛かるし、19歳で240万円の借金を背負うならKintoで移動手段を確保して貯金☝️そしてお金を貯めて欲しい車を買った方が利口ですね。
Kintoは資産設計が立てやすい事も利点ですね。
— Qowen (@Qowen4) March 3, 2020
特に2つ目の口コミが金銭面での違いをわかりやすく表現してくれてますね。
結論としては、車が必要な人は若いうちはサブスクを利用して必要最小限の出費で抑え、その分で浮いたお金を貯蓄に回して将来的に新車をローンなしで購入することが理想的ということが口コミで言われています。
一方で、自分の車ではないものに支払う料金としては高すぎるという口コミも見られます。
月々5万円は正直高い…トヨタのサブスク「KINTO」大苦戦のワケ #ldnews https://t.co/ujr0l0UvWr
あー、これ等級関係なしの任意保険も込みなのか。
ただ、、、都市部では駐車場代がネックで地方では所得が低いから月々5万円~がネック(高年式中古車で良いから3万円~くらいだったら…なんだろうな)— たか.@ (@takachapi2) February 17, 2020
KINTO高い。金を気にしない人ならいいかもしれんけど、この金額ならカーリースにするわ。https://t.co/6bss7NAKkE
— とら (@DDr2ie6gm2) February 5, 2019
このように月3万円からかかる利用料金が高いと感じる口コミが多いのも真実です。
ここで注目したいのが次の方のTwitter。
月々5万円は正直高い…トヨタのサブスク「KINTO」大苦戦のワケ #ldnews https://t.co/ybKaNAIOUi
つーか、ローンとおなじ基準で審査するからローンで買える人は買うし、買えない人は審査落ちる。何処にもマーケットが無い(笑)
クレカ登録で誰でも使えないと意味無いでしょね(´-ω-)ウム
— UberGuild🌟TOKYO (@UberXAkiHera) February 17, 2020
高いか安いかの議論は、車にかかる費用全てを計算して正確に算出する必要があります。
もしかしたら毎月3万円以上のサービス料を支払うことに抵抗がある人の中には、車を購入してその後にかかる維持費を利用期間で割ってみる計算をしていない可能性があります。
KINTOの口コミの真意を確かめるには、自分が欲しい車を新車(もしくは中古)で購入した場合の資金の流れと、KINTOのサービスを利用した場合のシミュレーションを正確に行ってみることが良いでしょう。
新車を購入するのとの違い

Asian couple travel by a car in lavender field, this image can use for travel, tour, love and valentine day concept
KINTOを利用するのと新車を購入するのとの最大にして唯一の違いは、その車が完全に自分の所有物になるかどうかだけです。
つまり、所有欲求を満たすか満たさないか?の違いだけですね。
これはその人の価値観を大きく左右します。
いまだにものを所有することにステータスを感じる人が大多数かもしれません。持ち家が良い例ですね。
家を所有することと車を所有することが、「人生の成功」と捉えている人にとっては、KINTOのような前衛的なサービスは受け入れ難いかもしれません。
一方で、所有欲から解放されているユーザーにとっては、KINTOは必要な経費だけを必要な期間だけかけることができる「丁度良いサービス」です。
ラインナップの中から好きな新車を選ぶことができ、必要な維持費込みの料金で快適に生活に車を取り入れることができます。
~新車を購入するより得なのか?~
ローンを組んで新車を購入するのであれば、KINTOを利用して新車に乗ったほうが若干お得な設定になっています。
一方で新車を一括で購入できるだけの資金がある人にとっては、KINTOを利用した方が高くつきます。
では中古で車を購入した場合はどうでしょう。
これは中古の劣化具合にもよりますね。購入した中古車が何年乗れるのか?整備代や車検代はいくらかかるのか?によって計算が変わっていきます。
ただしこの場合も、車両に対するこだわりがあまりなく、中古車をローンを組まずに購入するのであればKINTOの方が高くなります。
~契約満了の車はもらえるのか?~
KINTOでは、契約期間満了時に乗っていた車が自分のものになるサービスは行っていません。
継続して利用するには、再度別な車両との契約手続きが必要になります。
これにはトヨタの、「最新にバージョンアップされた車両に乗ってほしい」という思いがあります。
例えば、他社で行っている満了時に車がもらえるサービスは、最低契約年数は何年以上と決まっています。
数年間乗っていた車が自分の車になったとしても、その時の車の価値はかなり下がっていますね。
であれば、車を所有するという概念を外して「一生最先端の新車に乗り続ける」という価値の方を優先させているのがKINTOのサービスです。
KINTOで乗れる車のラインナップ

Cars For Sale Stock Lot Row. Car Dealer Inventory
KINTOではコンパクトカーからSUV、 高級車まで様々なラインナップが用意されています。
この章では代表的な車種の月額料金とともに紹介していきます。
コンパクトカー
- ルーミー 37,180円(税込)~
- パッソ 37,510円(税込)~
- カローラスポーツ 52,800円(税込)~
- GRヤリス 79,200円(税込)~
SUV
- RAIZE 45,100円(税込)~
- ハリアー 61,600円(税込)~
- ランドクルーザー 67,650円(税込)~
- RX 104,500円(税込)~
ミニバン
- シエンタ 49,500円(税込)~
- ノア 56,650円 (税込)~
- ヴォクシー 59,950円(税込)~
- アルファード 73,700円(税込)~
セダン
- カローラ 52,250円(税込)~
- プリウス 52,360円(税込)~
- クラウン 98,340円(税込)~
- LS(レクサス) 238,700円(税込)~
以上、人気車種を抜粋して紹介してきました。
それ以外にも様々な種類があるので、ぜひホームページをチェックしてみてください。
モデリスタ(トヨタのカスタマイズパーツのブランド名)・ GRパーツ装着仕様のラインナップも揃っています。
またサポカー補助金も対象になるので、対象車をホームページで確認することができます。
KINTOのメリットとデメリット

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KINTOのメリットは、トヨタの好きな新車をローンを組んで購入しなくても乗ることができることです。整備や車税なども全て込みの値段になっていて、頭金も必要ありません。
デメリットは、場合によっては購入よりもトータルでかかる金額が高くなってしまうことです。
また契約が満了しても乗っていた車をもらうことができないので、価値を所有することはできません。
このようなメリットとデメリットは、車を利用する人によっては紙一重の問題です。目的が違えば、メリットとデメリットは裏返しになります。
メリット
- 乗りたかった車を購入しなくても乗ることができる
- 必要な時だけ車を保有し、不必要な時は手放すことができる
- まとまったお金を用意する必要がない
- 全てコミコミの料金なので、毎月のキャッシュフロー管理がしやすい
- 面倒な諸手続き全てを行なってくれる
- オプションもやグレードを選ぶことができる
- いつも最新モデルの車に乗ることができる
デメリット
- 車は永遠に自分のものにはならない
- 購入するよりも高くなってしまう時がある
- 走行距離に上限がある(月1500km)
- 返却する際は原状回復が条件
- 途中解約時に中途違約金がかかる
- トヨタの車しか乗れない(全車種ではない)
- 保険料の等級が一律
- 納車までに時間がかかる(1.5~6ヶ月)
箇条書きにすると以上の様なメリットとデメリットになります。
これらの条件を考慮した上で、実際どのような人にKINTOのサービスが向いているのか次の章で具体例を挙げていきましょう。
KINTOで得する人・損する人
KINTOで得する人は、トヨタの車が好きで常に最先端の好きな車に好きな期間だけ乗りたい人です。所有欲求がなく、身軽な感覚で新車を楽しみたい人にはもってこいのサービスです。
一方損する人は、お得になることだけを目的で車を所有したいと考えている人です。
特に新車を保有することに憧れがあるけれど、目先のお金がないという理由だけでサブスクを利用しようとする人は注意です。
具体的にどのような事なのか見ていきましょう。
得する人ケース1~いろんなトヨタの新車に乗りたい
トヨタの車のファンで、1つの車種ではなく色んな車種に乗ってみたいと考えている人にはKINTOのサービスは楽しいでしょう。 契約期間は3年5年7年から選べます。
もしもこのスパンで車を買い替えるとなると、売買手数料も含めて相当な金額になりますよね。かなりお金に余裕がある人ではないとできません。
それを車のサブスクであれば、月々の支払いのみで可能になります。
得する人ケース2~諸手続きが煩わしい
車を保有したくても、車にまつわる諸手続きが面倒だと感じる人も多いでしょう。
その辺の手続きをすべて行なってくれるのが、KINTOを利用するメリットの1つです。
サービス利用者が自分で行うのは、駐車場の確保とガソリンの補給のみ。
必要な整備点検も最寄りのお店で行なってもらえるので、「運転はするけれど実は車のことについてはさっぱり」という人や、「仕事が忙しくて車のことは後回し」という人にはありがたいサービスです。
得する人ケース3~転勤が多い
KINTOのサービスが向いている人には、転勤族の人が当てはまります。引越しのたびにマイカーを移動させるのは結構なお金がかかりますよね。
その点KINTOであれば、赴任のタイミングに合わせて短い契約を行えば、行く先々で好みの車に乗ることができます。
例えば地方都市であればSUV、 都心であればコンパクトカーなどその土地に合わせて運転しやすい車を選ぶことができるのもメリットです。
また場合によっては、駅近物件に住むことができれば車が必要ない時期もあることでしょう。
必要な時だけ車を保有して、そうではない時期は公共交通を活用する。この辺の柔軟な対応ができるのは、車のサブスクならではの醍醐味です。家族の状況が変わることでも、車を変更することができますね。
それではここからは損するケースを見ていきましょう。
損する人ケース1~トヨタの車以外にも乗りたい
当然ですがKINTOで乗ることができる車種はトヨタの車のみです。
新車は好きだけれども、できれば他のメーカーの車も乗りたい!と思っている人は、別な車のサブスクサービスを利用する方が良いでしょう。
損する人ケース2~資金に余裕がない
KINTOは頭金なしで新車に乗れるサービスですが、毎月にかかる料金が決して安いわけではありません。(新車を購入するよりお得なサービスだと、新車を購入する人がいなくなってしまいますよね・・・)
KINTOのサービスの目的は金銭面の安さよりは、短期間でいろんな新車に乗ることができる柔軟性に対するお得さです。
世の中にはいろんなサブスクリプションがありますが、洋服にしても音楽にしても、そのものが好きで毎月相応のサービス料金を払ってでもそれを楽しみたいと思う人の娯楽です。
本当に経済的に抑えたい人は、サブスクを選ぶのではなく一番安い方法で手にできる手段を考えた方が良いです。
(キツイ言い方ですが、毎月の収支がマイナスになってしまうくらいであれば車を持つ選択肢自体が間違っています)
損する人ケース3~貯金があり無事故無違反の人
逆に潤沢な資金があり、長年ゴールド免許で保険の等級も優遇されている人はKINTOのサービスにメリットは少ないです。
潤沢な貯蓄があって車好きであれば、1年ごとに車を買い替えてでも好きな車に乗れることでしょう。
さらにKINTOの保険料の等級はすべてのユーザ共通なので、自分のこれまでの保険の等級を引き継ぎたい人にとっては不利です。
えてして高所得で預金額の多い人ほど、年数の縛りなく新しいものが欲しい一方で、ローンや保険などの目に見えないものにお金をかけることを嫌います。
なのでわざわざいろんな縛りがあるサブスクのサービスを利用するメリットは少ないでしょう。
KINTOの中途解約について
KINTOの中途解約で請求される違約金は、契約プランの長さによってあらかじめ決められています。
さらに残利用料は6か月を一区切りとして計算してくれるので良心的です。
例えば、月額4万円で3年間の契約で利用していた車を18か月目(1年6か月目)で解約するとしましょう。
通常であれば、残りの18か月分(1年6か月分)の料金の支払い義務が発生しそうですね。しかしKINTOで実際に請求される残金は3か月分の12万円になります。
からくりは以下の通りです。
<3年契約の場合>※更新は6か月ごと
※追加精算金とは、KINTOであらかじめ設定された違約金のことです。トヨタ車とレクサス車、また契約年数により追加精算金の設定金額が変わります。
- 契約月数1~6か月 追加精算金5か月分の利用料+次の更新月までの残月数分利用料
- 契約月数7~12か月 追加精算金4か月分の利用料+次の更新月までの残月数利用料
- 契約月数13~18か月 追加精算金3か月分の利用料+ 次の更新月までの残月数利用料
- 契約月数19~24か月 追加精算金2か月分の利用料+ 次の更新月までの残月数利用料
- 契約月数25~30か月 追加精算金1か月分の利用料+ 次の更新月までの残月数利用料
- 契約月数31~36か月 追加精算金なし+ 次の更新月までの残月数利用料
上の計算式に18か月目の解約を当てはめると、上から3列目の追加精算金3か月分に残月数を足すことになりますが、6か月ごとの更新なので残月数は0になります。
したがって精算金は追加精算金3か月分のみの12万円ということになります。
※未払い分のその他サービス料(ボーナス加算額も含む)や、返却する車の状態によっては、別途修繕費用を請求される場合があるので注意してください。
こんな時は違約金が免除!
KINTOでは、
- 契約者の死亡
- 免許返納
- 海外転勤
などによる運転機会の喪失の場合には中途解約金免除の優遇措置をとってくれます。
ただしいずれの場合も、契約の時点で予測できていた案件については対象外となります。また返却車両の劣化による修繕金は別途請求されるケースはあります。
これらの規約は契約書にも記載されているので、当てはまるケースであれば申請して少しでも出費を抑えるようにしていきましょう。
- 契約して6か月以内
- 5年7年プランの免許返納と海外転勤
- 法人契約
以上の3点に当てはまる時は違約金は発生します。
KINTOの店舗はどこにある?

rental car in spain mountain landscape road at sunset
KINTOの納車やメンテナンスは、最寄りのトヨタ(レクサス)の正規販売店で行います。
特に「KINTO」と看板を掲げたお店があるわけではありません。
したがって全都道府県で対応が可能ということです。
最寄りのトヨタについては、ホームページを参照するようにしてください。
逆を言えば、先に気になる車をトヨタで試乗させてもらってから、KINTOのサービス手続きを申し込む方法もありですね!
KINTOその他の気になる疑問をまとめてみた
最後にこれまで紹介できなかったKINTOの疑問についてQ&A方式で列挙していきます。
KINTOの利用方法まとめ
最後になりますが、KINTOの利用の流れは以下のようなイメージです。
- 乗りたい車を選択
- 販売店を選択(納車やメンテナンスに行きやすい店)
- 申し込み
- 審査
- 審査結果
- 正式手続き(書類の提出)
- 納車の日にち決定連絡
- 納車
このような手順で、トヨタのアフターサービスを受けながら新車を利用することができます。
最大のメリットは頭金なしで、いつでも乗りたかった新車に乗りたい年数(最低3年から)だけ契約することができることです。
トヨタ車のファンで、生活状況に合わせて好みの車に乗りたい人にとっては最高のサービスです。
一方で金銭面だけの損得を考える人にとっては、考慮しなくてはいけない点がいくつかあります。
トヨタ以外の車にも興味がある人は、別なサブスクサービスもあるので比較して検討してみてください。