[げんの紹介(吹き出し)]
モバイルバッテリーは一度使うと便利なので、手放せません。毎回、必要な時に充電できるので重宝しています。
今はコロナで行けませんが、旅行に行くときはこれがないと不安で仕方ありません。
でも、充電式のバッテリーは使用回数の制限がありますね。
どれくらい使えるの?使えるかはどうやったらわかるの?という疑問に回答できる内容を紹介します。
これでいつまで使えるか、心配することなく使うことができますね。
ということで、早速見ていきましょう。
[吹き出し(左) url="https://genblog.biz/wp-content/uploads/2020/05/lady_icon_03.png" name="妻" text="モバイルバッテリーって使える回数が決まっているの?"]
最大500回は使えるぞ!
モバイルバッテリーの寿命ってどれくらい
モバイルバッテリーに使われているのは、リチウムイオン電池です。このリチウムイオン電池の充電回数が300回~500回を超えると、バッテリーの容量が減少するといわれています。
[吹き出し(左) url="https://genblog.biz/wp-content/uploads/2020/05/lady_icon_03.png" name="妻" text="バッテリーの容量が減少するの?どれくらい?"]
既定の充電回数を超えると、バッテリー容量は6割ほどになります。
モバイルバッテリーを500回充電するというのは、単純に充電ケーブルを500回つなげることではなく、フル充電サイクルで500回を超えたときです。
フル充電サイクルとは
フル充電サイクルはあまり聞きなれない言葉ですね。フル充電サイクルの1回は単純にモバイルバッテリーを1回充電することではありません。
では、フル充電サイクルの1回とは以下のうちどれでしょうか?
2.モバイルバッテリーの残量が1/4からフル充電した
3.モバイルバッテリーの残業が半分からフル充電した
4.モバイルバッテリーの残業が3/4からフル充電した
意地悪な質問ですみません。
フル充電サイクルの1回に該当するのは
2.モバイルバッテリーの残量が1/4からフル充電した+モバイルバッテリーの残業が3/4からフル充電した
こちらの二通りです。
モバイルバッテリーの充電が合計で100%になるのが、フル充電サイクルの1回になります。
そのため、単純にモバイルバッテリーを1回充電しただけではありません。
このフル充電サイクルで考えると、
1日に1回100%充電すると、約1年半
2日に1回100%充電すると、約2年半
7日に1回100%充電すると、約9年半
となります。
これは単純にフル充電サイクルから考えたときの期間です。実際には使わない時もあると思うので、そうなると使用できる期間は変わってきます。
[吹き出し(左) url="https://genblog.biz/wp-content/uploads/2020/05/lady_icon_01.png" name="妻" text="結構、長く使えるのね!"]
フル充電サイクルで考えると長持ちするぞ
[吹き出し(左) url="https://genblog.biz/wp-content/uploads/2020/05/lady_icon_03.png" name="妻" text="でも、回数は数えられないわ。どうやって判断したらいいの?"]
モバイルバッテリーの寿命をどうやって判断したらよい?
モバイルバッテリーの充電サイクルがわかったところで、500回というのはほとんどの方は数えるのが不可能です。
では、モバイルバッテリーの寿命をどのように判断したらいいでしょうか?
5つの観点から解説します。
モバイルバッテリーの充電がすぐ終わる
モバイルバッテリーへの充電の時間が短くなっていると感じたら、寿命が近づいているサインです。
JIS規格では、規定回数を超えるとバッテリーの容量は6割まで下がるという検証結果が出ています。
なので、使えば使うほど、モバイルバッテリーの容量は少なくなります。それに比例して充電時間も短くなります。
なので、最近モバイルバッテリーへの充電時間が短くなったと思ったら、もうそろそろモバイルバッテリーの寿命かもしれません。
スマートフォンやタブレットへの充電がすぐに終わる
スマートフォンやタブレットに充電しているとき、普段よりも充電回数が減ったとか、すぐに充電が終わるとか、充電する時間が増えたという時は、モバイルバッテリーの寿命が近づいた兆候かもしれません。
モバイルバッテリーの充電を繰り返していると、バッテリーの容量が減ることとともに、モバイルバッテリーからスマートフォンやタブレットへ供給する電力も下がります。
そのため、スマートフォンやタブレットへ充電回数が減ったり、充電時間が長くなったりしたと感じるときは、モバイルバッテリーの寿命が近いことが考えられます。
モバイルバッテリー本体が膨らんでいる
モバイルバッテリー自体が膨らんでいるときも寿命の可能性が高いです。
モバイルバッテリーだけではなく、リチウムイオン電池を使用している端末は、長年使っているとバッテリーが膨らむことがありますよね。
その原因はリチウムイオン電池から発生するガスが原因です。
モバイルバッテリーの多くにはリチウムイオン電池が使用されています。このリチウムイオン電池は長年使用し劣化が進みますと電解質が酸化してガスが発生します。モバイルバッテリーなどのバッテリーが膨らむのは、このガスが原因になります。バッテリーはガスが外部に漏れないような安全構造になっているため、バッテリーが膨らんでパンパンになります。また、ガスが発生することはリチウムイオン電池の特性によるものです。
https://printgo.fun/information/detail/31/
膨らんでいるなと感じたら、モバイルバッテリーの利用は控えたほうが良いです。爆発や火災につながることはまれです。しかし、バッテリーが劣化してきているため、十分に充電できなくなっています。
モバイルバッテリーが膨らんでいるなと感じたら、寿命が近くなってきていると考えてよいです。
モバイルバッテリーが異常に熱い
モバイルバッテリーに使われているリチウムイオン電池は熱さに弱いです。ただ、モバイルバッテリーを充電しているときやモバイルバッテリーからスマートフォンやタブレットなどへ充電しているとき、熱くなります。
正常に動作しているときもモバイルバッテリーは熱くなります。しかし、異常に熱いと感じるときは注意が必要です。
[吹き出し(左) url="https://genblog.biz/wp-content/uploads/2020/05/lady_icon_03.png" name="妻" text="異常に熱いってどれくらい?"]
42度か43度のお風呂に入っているときと同じくらいだ
[吹き出し(左) url="https://genblog.biz/wp-content/uploads/2020/05/lady_icon_04.png" name="妻" text="そんなお風呂は入っていられないわ!"]
モバイルバッテリーの周辺温度は25℃と規定されています。充電をしても大きく温度は上がりません。
ただ、さわってみて、とても熱いと感じるときはすぐに充電をやめてください。同じ現象が何度も続くようであれば、モバイルバッテリーの故障か寿命の可能性が高いです。
モバイルバッテリーの電流と電圧を測る
感覚的ではなく、数値で判断したいという方は、モバイルバッテリーの電流と電圧を測って確かめてください。
スマートフォンやモバイルバッテリーの電流・電圧 チェッカーテスターで確かめることがあります。
なかなか、充電ができなくなってきたときは、テスターで調べてみることもよいと思います。
各メーカーにかかれている電流や電圧より低く計測されるときは、モバイルバッテリーの寿命の可能性が高いです。
モバイルバッテリーを長く使う方法
[吹き出し(左) url="https://genblog.biz/wp-content/uploads/2020/05/lady_icon_07.png" name="妻" text="モバイルバッテリーを長く使うにはどうしたらいいの?"]
モバイルバッテリーを長く使うためには、正しい使い方をすれば大丈夫です。その方法を5つ紹介します。
継ぎ足し充電をする
モバイルバッテリーを充電するときは継ぎ足し充電をするのが良いです。スマートフォンを使う時も同様です。
リチウムイオン電池の性質上、0%が長く続くと、バッテリーが劣化してしまいます。
目安としては10%~50%で充電をすると良いです。
過充電、過放電を避ける
リチウムイオン電池の性質上、過充電や過放電を続けるとバッテリーは劣化します。
モバイルバッテリーの充電が100%になったら、すぐにコンセントから抜いてください。
コンセントにつながった状態だと、常に充電し続けていることになります。もちろん、過充電防止の機能はついています。
しかし、コンセントにつながったままだと、モバイルバッテリーが少しでも減ったらすぐに充電するを繰り返してしまうので、バッテリーの劣化につながります。
また、モバイルバッテリーを0%のまま放置しておくこともバッテリーの劣化につながります。
使わない時は、満タンに充電して電源オフ
モバイルバッテリーを使わない時は、フル充電をして電源を切って保管してください。モバイルバッテリーは使わない時でも、少しずつ放電します。
バッテリーが少ない状態で保管すると、過放電になる可能性が高くなります。
保管するときは、モバイルバッテリーを満タンに充電してから保管することをおすすめします。
充電中はスマホやタブレットをさわらない
モバイルバッテリーをつなげたまま、スマートフォンやタブレットを使っている人を良く見かけます。それをしてしまうと、モバイルバッテリーとスマートフォンの両方に良くないです。
充電したまま、使っているとフル充電になることが少なくなります。そうすると、モバイルバッテリーはずっと電力を供給し、スマートフォンはずっと充電し続けています。
そうすると、モバイルバッテリーとスマートフォンの双方が熱くなります。時には持っていられないほど熱くなる場合があります。
リチウムイオン電池は熱さに弱いので、熱くなってしまうとバッテリーの劣化につながります。
モバイルバッテリーを高温になるところに放置しない
上記にもある通り、モバイルバッテリーは熱に弱いです。リチウムイオン電池の最高許容周囲温度は「45℃」と規定にしています。
45℃を超えると、バッテリーの劣化だけではなく、異常発熱による発煙や発火、本体が変形する恐れがあります。
下記のようなところに放置したり、使ったりするのは避けてください
・熱せられた自動車内に放置
・バーべーキューなど火の近くに置く
・直射日光が当たるテーブルや椅子
・海水浴場で、日の当たる場所や熱せられた石の上に置く
このような場所に置くと45℃を超える可能性が高いので、バッテリーの劣化や本体が損傷してしまう場合があります。
使い方には注意してください。
【まとめ】モバイルバッテリーの寿命を見分ける5つの方法
今回は、モバイルバッテリーの寿命の見分け方と長持ちする使い方を紹介しました。
モバイルバッテリーを正しく使い、電源フリーな生活をしてみてください。
これでスマートフォンの充電を気にすることなく、優雅に生活できます。
モバイルバッテリーの充電は必要ですがね。
コメント