新型コロナウイルスの影響下でも業績を上げている企業とはどんな企業?

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新型コロナウイルスの影響によりほとんどの企業の業績が下降

新型コロナウイルスの影響により自粛を余儀なくされ、様々な企業の業績が下がっています。

帝国データバンクでは上場企業50社をリサーチしたところ、殆どの企業が下方修正しているという情報がありました。

3月3日時点で、「新型コロナウイルス」の影響を含め、業績の下方修正(連結、非連結)を発表したことが確認できた上場企業は 50 社となった。内訳をみると、東証1部(重複有)が 29 社、東証2部(重複有)12 社、東証マザーズが5社、ジャスダック3社、東京PROの1社であった。

また同50が下方修正をおこなったことで減少した売上高の合計は 4064億 4300万円となった。

【新型コロナ】上場50社『業績下方修正』の衝撃!新型コロナ感染拡大により日本経済へ深刻な影響

なんと!50社の減少した売上だけでも4046億。

中でも大幅に下げたのは、旅行会社のエイチ・アイ・エス

1250億円の大幅な下方修正を発表したそうです。各国で入国制限がかかっているため、旅行に行くこともできないし、すでに入っている予約もキャンセルになっているためでしょう。

ここに中小企業が入るとその額は更に増加しますね。

それほどまで、経済に影響のある新型コロナウイルス。この自粛ムードがいつまで続くのかが懸念されます。

では、逆に業績を上げている企業はあるのでしょうか?四季報や様々な情報からまとめてみました。

以下の業界の企業や製品は業績を伸ばしています。

 

クリーンルームにも使われるエアーシステム

クリーンルームとは

空気清浄度が確保された部屋のことである。防塵室(ぼうじんしつ)ともいう。

JIS Z 8122では、コンタミネーションコントロールが行われている限られた空間であって、空気中における浮遊微小粒子、浮遊微生物が限定されて清浄度レベル以下に管理され、また、その空間に供給される材料、薬品、水などについても要求される清浄度が保持され、必要に応じて温度、湿度、圧力などの環境条件についても管理が行われている空間

Wkipediaより

このクリーンルームに使われているのが、エアーシステムです。空気で体からホコリを飛ばして、きれいにするもの。

新型コロナウイルスの影響により、クリーンルームの需要が高まるという見込みで株価が上昇。医療現場や研究所で設置が増える見込みです。

今後は、飲食店やライブ会場などにも設置できる簡易的な物があれば、どんどんと広がっていくでしょう。空気の力で新型コロナウイルスを除去することは可能でしょうね。

 

テレワークで使われるサービスを扱っている企業

新型コロナウイルスの影響により在宅勤務に切り替えた企業が増えてきています。

電通やヤフー、GMOインターネット、環境省など大企業を中心に在宅勤務の支持を出しています。

 

そのため、在宅勤務のソリューションを提供している企業への問い合わせが殺到しています。

ネット会議システムや在宅での勤怠管理、仮想デスクトップなど在宅勤務に欠かせないものですね。

 

この流れは、新型コロナウイルスが落ち着いてからも続くと思われます。在宅勤務にしたことで、無駄が省かれ、業績も変わらないとなれば、この需要はしばらく続くでしょう。

 

テレワークのサービスをしている企業は

テレワークに有望な仮想デスクトップのアセンテック(3565)
テレワークソリューションのセグエグループ(3968)
ZOOMなど

 

情報セキュリティ分野

世界を巻き込む事が起きると、出てくるのが詐欺ですね。新型コロナウイルスに便乗した詐欺が増えてきています。

詐欺の事例は

1 「新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題で,マスクを無料送付する。確認をお願いします。」というURL付きのショートメッセージが届いた。

2 「マスクの注文承りました。マスクを代引きで明日発送します。受け取らない場合は返信してください。」という電子メールが携帯電話に届いた。今までネット通販を利用したことはなく,覚えがない。

3 市役所職員を騙って不審な電話があった。「コロナウイルス対策で,マスクを配布している。ATMに向かうように」と言われた。

このようなものです。

同様のものがサイバー攻撃としてやってきます。

最近ではWHOを装ったフィッシングメールが横行しているようです。

最近見られるようになったスパムメールの中には、世界保健機関(World Health Organization:WHO)を装ったものがあります。WHO がCOVID-19関連情報の信頼できる提供元であることを犯罪者たちが認識し、その権威を利用しようとしていることがうかがわれます。メールは差出人がWHOであるように見せかけられていて、感染予防のために取るべき手段についての情報提供であるとの体裁をとっています。メールに記載されたリンクをクリックするとフィッシングサイトが開き、個人情報を入力するように促されます。入力した情報は、犯罪者の手に渡ります。

このようにあの手この手で個人情報を抜き取ったり、ハッキングをしたりしてきます。

そのため情報セキュリティ分野の企業に依頼が増える可能性があり、この業界の業績は向上していくでしょう。

 

空気清浄機

業界ではありませんが、空気清浄機の需要も今後伸びると思われます。

今回の新型コロナウイルスではなく、SARSに対応した製品をシャープが開発しています。

社団法人 北里研究所との共同研究で検証 世界初※1、プラズマクラスターイオン(R) ※2技術が浮遊『コロナウイルス』を不活化 | プラズマクラスター技術:シャープ
シャープ独自の空中除菌技術[プラズマクラスター]技術による、検証・実証結果や効果効能について。ニュース一覧や発表会レポートの形式で、詳細をご覧いただけます。

北里研究所との共同研究で検証されているので、信頼できるものと思います。

ただ、この空気清浄機が今回の新型コロナウイルスに適用できているかは、まだ確認できていないため、有効かどうかは不明ですが、ある程度の効果はありそうです。

空気清浄機の有効性がわかれば、今後需要は伸びてくると思われます。

 

自転車業界

意外と需要が伸びているのが、自転車業界です。

2020年4月8日の緊急事態宣言でスポーツクラブが全面営業自粛となる大都市圏で代替の運動手段として自転車が注目されていることや、感染を心配して電車やバスなどの密閉された交通機関での移動を嫌う人たちが自転車による移動に切り替えるなどの「コロナ特需」もありそうだ。

「新型コロナ感染拡大」にもかかわらず、自転車業界が好調な理由

 

移動手段を自転車に変更したり、運動不足解消のために通っていたスポーツジムから自転車に変更した人が増えた影響で自転車の需要が伸びているようです。

部品はほとんど中国からの輸入に頼っているため、一時的に品薄となっているようですが、輸入再開となるとさらなる需要に対応できそうです。

今後も、新型コロナウイルスの影響は続きそうだという予想もあるので、伸びる業界でしょう

 

 

どのような時代でも業績が上がる企業は存在する

世界が全体的に自粛モードですが、このような状況でも業績を上げている企業は存在します。そこを起点に新しいビジネスが立ち上がれば、この自粛ムードをぶち破る起爆剤になると思います。

日々の状況を確認しながら、正しい情報を得ていきましょう

 

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