新型コロナウイルスの感染者が増えていますね。特に人が多い地域や旅行客が多いところで感染者が増加しているようです。
そして、11月24日に政府が、北海道と大阪のGotoキャンペーンの除外を発表しました
政府は24日、観光支援事業「Go To トラベル」で、新型コロナウイルスの感染が拡大している札幌、大阪両市の一時除外を決定した。
出典元:ヤフーニュース
年末年始に北海道や札幌に行こうとしていた方は、ショックかもしれません。ほかに行くところはないかなと探しているときに、沖縄!と思う人もいるかもしれません。
実は、今後、沖縄もGotoトラベルキャンペーンの除外になる可能性が上がってきています!
いったいなぜなのでしょうか?沖縄の状況を確認しつつ、今後どうなるのか見ていこうと思います!
Gotoトラベルキャンペーンの除外になる基準は「ステージ3」
政府は新型コロナウィルスの感染拡大に対して、どの基準で休業要請や緊急事態宣言を出すかを定めています。
ステージ3以上に拡大すると、休業要請や不要不急の外出をしないことを要請する状況です。
今回、北海道や大阪がGotoトラベルキャンペーンから除外されたのは、感染状況がステージ3相当になっているからという判断になったからです。
吉村氏は「特に病床ひっ迫については強い危機感を持っています。要は、大事なのは病床のひっ迫具合も大切なんですけど、どのくらいのスピードで病床がひっ迫していくかっていうことの、そのスピードが非常に重要だと、いわゆる波の高さっていうのが重要だと思っています。そういった意味では今回の第3波-僕は第3波と評価しているんですけど-第3波としては、病床の埋まり具合というのが、スピードが速く埋まっていっていますので、そういった意味では強い危機感を持っています」と、厳しい現状認識を隠さず。
「大阪においてはステージ3に相当するだろうと私自身は判断しています」との見解を述べた。
出典元:ヤフーニュース
札幌市においては、連日100人を超える新規の感染者が確認されており、医療体制も大変厳しい状況にあります。
これらの状況を鑑み、11月17日、北海道の対策本部会議において、札幌市は、警戒ステージ4相当の強い措置を講じる必要があると決定されました。11月27日までの集中対策期間において、これまでの対策に加え、以下についてご協力をお願いいたします。出典元:札幌市公式ホームページ
日本全体でも感染拡大が止まらず、今後もGotoトラベルキャンペーンの除外の対象になる地域が出てくると思われます。
次は東京か?と思い割れているようですが、意外と沖縄もGotoトラベルキャンペーンの除外の対象になりそうなのです。
沖縄県で新型コロナウィルスの感染拡大?!いったいなぜ
政府が発表している情報によると、ステージ3相当の地域は、北海道、東京、大阪、そして沖縄と発表されています。
都道府県の医療提供体制等の状況のデータより表作成
上記の表を見ると北海道や大阪がGotoトラベルキャンペーンの除外の対象になるというのは、納得できますね。
ニュースでも話題になっていました。
ただ、沖縄はほとんど知られていません。
なので、とても意外に感じていると思います。
では、沖縄の感染状況はどのようになっているのでしょうか?
週内に両会議を開く方針。知事によると、7月以降の県内の感染経路は、会食会合によるものが4割以上で、家族内が3割弱、医療・介護の現場や、職場内がそれぞれ1割以上を占めた。
一方で、県外からの持ち込み例「移入例」は、全体の約3%程度とした。
出典元:沖縄タイムス
デニー知事によると、県外の旅行者から感染したのは全体の3%としているため、Gotoトラベルキャンペーンの除外の対象にはしないとしています。
ただ、感染者が増えているところに旅行にはいきたくないですよね。
実際に沖縄旅行のキャンセルは増えているのでしょうか?
感染拡大でキャンセルは増えている?
新型コロナウィルスの感染拡大で沖縄旅行のキャンセルは増えているのでしょうか?
いろいろとみていると、Gotoで予約したけどキャンセルしたという方々が出てきています。
予約したけど、状況が落ち着くまでは控えるということで、キャンセルしているようです。
年末年始に向けて、同様にキャンセルが増えてくるように思います。
では、今後、沖縄県がGotoトラベルキャンペーンの除外の対象になるのでしょうか?
沖縄県がgotoトラベルキャンペーン除外の可能性は?
デニー知事は、Gotoトラベルキャンペーンの除外の対象にしないと発表していました。
ただ、キャンセルが増加したり、感染のステージが3から4に近くなってくると、さすがに政府もほおっておくことはできませんよね。
そして、全国知事会ではステージ3相当と判断した場合は、除外対象になるということを言及していました。
全国知事会は23日、新型コロナウイルス対策本部の会合をオンラインで開き、国への緊急提言の素案を示した。菅義偉首相が運用見直しを表明した観光支援事業「Go To トラベル」に関し、各都道府県が地域の感染状況を「ステージ3(感染急増)」と判断した場合、事業の対象から除外するなどの機動的対応を要請。キャンセル料への財政支援も求めた。
出典元:沖縄タイムス
判断が難しいところですね。政府が発表している資料によると沖縄県はすでにステージ3相当
いつ、Gotoトラベルキャンペーンの除外の対象になってもおかしくない状況です。
万一、Gotoトラベルキャンペーンの除外の対象になった場合はどうなるのでしょうか?
沖縄県がgotoトラベルキャンペーンの除外になったらどうなる?
すでに、北海道の札幌と大阪はGotoトラベルキャンペーンの対象外に指定されました。
予約している旅行プランも対象外となるため、国からの補償ができなくなると発表しています。
同キャンペーンが一時停止となった際には、旅行の割引は利かないため、通常料金での案内となる。
すでに予約済みの旅行については割引を適用しない方向であるとしている。
出典元:ヤフーニュース
楽天トラベルやじゃらんでは、Go To トラベルキャンペーンの特設ページを更新し、キャンペーン対象外地域では、すでに予約されている旅行であっても、割引額相当分を追加で徴収することを明らかにしています。
「今後、特定地域がキャンペーン対象外となった場合、すでに予約されている旅行であってもキャンペーンにて割引された金額を追加でお支払いいただく必要があります。またそれに伴うキャンセル料の補償もありません。」
上記対象期間(2020年12月2日(水)~2020年12月15日(火)にチェックインする宿泊)においては、Go To トラベル クーポンの割引対象外となります。
2020年12月1日(火)にGo To トラベル クーポンの割引適用を外す対応をじゃらんnet側で行いますので、
なるべく期日までにお客様側でキャンセルいただきますようお願いいたします。
なお、キャンセルをしない場合、割引が適用されないため、追加のお支払いが発生しますので、あらかじめご了承ください。
としています。
追加で支払いが生じることについて様々な意見が出てきています。
せっかく、Gotoトラベルキャンペーンでお得に予約したのに、割引分が請求されることになると、かなり悩みますよね。
割引分を支払って旅行に行くのか、キャンセルするのか。
そして、追加分を支払って旅行に行ったとしても、本来は受け取れるはずだった地域共通クーポン券も発行されないことになります。
どちらにしても、痛みが伴います。
キャンセル料はどうなるのでしょうか?
Gotoトラベルキャンペーンのキャンセル料(取消料)について
Gotoトラベルキャンペーンの対象外になった地域の札幌市と大阪市の旅行については、キャンセル料は発生しないと、政府が発表しています。
政府は、現在新型コロナウイルス感染の拡大が懸念されている大阪市および札幌市について「Go To トラベル」キャンペーンの一時停止とする調整に入っており、キャンセルで生じた費用は国が全額負担する方針を示した。
出典元:ヤフーニュース
ただ、Gotoトラベルキャンペーンの対象外以外の旅行については、キャンセル料の補填はないので、キャンセルする場合は、キャンセル料が発生します。
なので、感染者が増加している沖縄への旅行をキャンセルするとキャンセル料が発生します。
沖縄旅行のキャンセル料は8万円?
旅行する人によっては、キャンセル料が8万円にもなる場合もあるようです。
Gotoトラベルキャンペーンは除外されていないけど、感染者が増えているので、どうするか。
悩みが尽きないですね。
沖縄県がGotoトラベルキャンペーンの除外になると、閉店する店が増える
深刻な問題です。
Gotoトラベルキャンペーンで旅行する人が徐々に増えてきたのに、ここにきて除外になると、観光地のお店は閉店が増えてしまいます。
観光客がいなくなったため、閉店に追い込まれる店舗が出てきているので、Gotoトラベルキャンペーンの影響はかなりあるようです。
感染拡大地域でも旅行する観光者
沖縄で新型コロナウィルスの感染が拡大していますが、それでも旅行に行く人は出てきています。
キャンセルするとキャンセル料がかかるということや、せっかく沖縄に行く計画をしたのに、やめたくないという理由が多いです。
また、政府は沖縄へ旅行に行く人に対して、慎重に検討するようにと促しています。
24日からは、人口10万人当たり15人を上回った地域への訪問について、「慎重に検討し、感染リスクが高い状況を避けられない場合は控える」よう呼び掛けることにしました。対象となるのは、北海道、東京都、愛知県、大阪府、兵庫県、沖縄県の6都道府県です。
出典元:ヤフーニュース
Gotoトラベルキャンペーンの影響で新型コロナウィルスの感染が拡大することを防ぐためということだと思います。
ただ、感染拡大はGotoトラベルキャンペーンが原因ではないという意見も出てきています。
感染拡大はGotoトラベルキャンペーンではない?!
ここまで、Gotoトラベルキャンペーンが悪者にされてきているような感じがしますが、実際にはそうでもないという意見もあります。
もし人の移動が感染者の拡大に寄与する最大要因であれば、その1~2週間後にあたる9月28日、10月5日の週の新規陽性者は激増していなければならないはずだ。しかし、前後の週と比較しても1日ごとの新規陽性者数は500人~600人台とほぼ差異はない。逆に、新規陽性者数が目に見えて増え始め、1,000人を超えたのは11月5日の週だが、その1~2週間前は旅行人数も宿泊施設の稼働率にも大きな変化はない。ここからも旅行と新規陽性者数の変化には相関関係は無いと断言できるはずだ。
出典元:TRAICY
また、Gotoトラベルキャンペーンが新型コロナウィルスの感染拡大につながったというエビデンスがないという専門家の意見もあります。
尾身氏は「感染拡大は色々な要素を受けるが、その一つが間違いなく人の動き」と指摘。
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一方、「トラベル」が「感染拡大の主要な要因であるとのエビデンスは現在のところ存在しない」という。
出典元:朝日新聞
結局は、Gotoトラベルキャンペーンを除外するという対応にしてしまったので、今後、感染がステージ3相当になると、除外になる地域が増えてくるでしょう。
まとめ
今回は、沖縄県への旅行はGotoトラベルキャンペーンの対象外になる可能性が高いことを解説していきました。
政府発表の資料だと、すでにステージ3相当
デニー知事の発表だと、観光客からの感染はほとんどない
沖縄県は閉店しているお店が増えている
ということから、沖縄県はGotoトラベルキャンペーンの除外にならないと明言しています。
ただ、感染状況が変化してくるとそうも言ってられないと思います。
すでに、沖縄旅行の予約をしている方は状況を見つつ、判断したほうが良いです。
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