JTBで予約したgotoキャンペーンのキャンセル料は無料じゃない?!その真実とは・・・

Go Toキャンペーン

GoToトラベルキャンペーンを推し進めていた菅総理が一転、GoToトラベルキャンペーンの一時停止を発表しましたね。

 

今更とか、よくやったとか様々な声が出てくる中、気になるのはすでにGoToトラベルキャンペーンで予約した人達ですよね。

 

キャンセルをするのか、補填分を支払って旅行に行くのか、悩ましいところです。

また、政府は14日以前に予約したGoToトラベルキャンペーンのキャンセル料は無料にすると発表がありました。

 

ただ、これには注意が必要です。なぜなら、無料にならないケースがあるからです!

 

今回は、GoToトラベルキャンペーンで予約した旅行のキャンセル料が無料になるケースと無料にならないケースを解説していきます。

 

GoToトラベルキャンペーンの一時停止の期間はいつまで?

政府はGoToトラベルキャンペーンの一時停止を発表しました。

期間は、2020年12月28日から2021年1月11日までです。

 

なぜあれほど反対していたGoToトラベルキャンペーンの一時停止になったのでしょうか?

 

政府は当初、年末年始の休暇を1週間延長することを要請していました。

 

2020年10月23日に開かれた新型コロナウイルス分科会では、年末年始に関する分科会から政府への提言をまとめた。年末年始には多くの人が連続した休暇を取ることが予想されることから、休みを分散させるため、年末年始に加えて、その前後にまとまった休暇を取得するよう職員に奨励することなどを要請。

NHKによると、経済再生担当大臣の西村康稔(にしむら・やすとし)は、2021年の正月休みを、初詣などの行事が年始の3日間に集中することも考えられるため、2021年1月11日(月・祝)までの休業を要請することを提案している。

 

休暇を延長したとしても、人の動きを抑えることができないということになったため、GoToトラベルキャンペーンの一時停止という英断に至ったと思われます。

 

そして、全国的に一時停止期間のキャンセル料は政府が負担するとも発表

しかし、落とし穴がありますよ!次でじっくり見ていきましょう。

 

GoToトラベルキャンペーンのキャンセルは無料

政府はGoToトラベルキャンペーンの一時停止とともに、14日から24日までのキャンセル料は無料と発表しました。

 

赤羽一嘉国土交通大臣は、すでに予約済みの旅行に対するキャンセル料について、12月14日から24日までのキャンセルについては無料とすることを明らかにした。さらに「かきいれ時の年末年始には、GoToトラベル利用の予約が多かったことから、事業者に対しては手厚い支援策を検討する」と表明。政府は、これまで大阪市や札幌市への制度の一時停止の際には、キャンセルで影響を受ける事業者に対して、旅行代金の上限35%の補償を行っている。

 

ただし、これには無料になるケースと無料にならないケースがあります。一時停止だから全面的にキャンセル料無料だと思っていると痛手を受けますよ。

 

では、どのような場合が無料になるのか、無料にならないのかを見ていきましょう

 

GoToトラベルキャンペーンのキャンセルで無料になるケース

発表された内容を詳しく見るとわかります。無料になるケースは次のいずれかです。

 

・12月14日以前にGoToトラベルキャンペーンで予約をしていた方

・札幌市、大阪市、名古屋市については12月14日(月)20時から12月27日(日)24時までの出発分

・東京都については12月18日(金)0時から12月27日(日)24時までの出発分

・上記以外の地域については、12月28日(月)0時から、令和3年1月11日(月)24時までの出発分

 

12月14日以前に予約していて、上記の期間に重なる場合はキャンセル料無料となります。

 

gotoキャンペーンのキャンセルで無料にならないケース

無料になるケースは上記で示しました。では無料にならないケースは何があるのでしょうか?

 

・12月15日以降に予約した方

・札幌市、名古屋市、大阪市、東京都以外を目的とする旅行で、12月27日までに戻ってくる場合

・予約時にGoToトラベルキャンペーンの適用外の公共交通機関の利用分

 

12月15日以降に予約した方は、すでにGoToトラベルキャンペーンの対象外になっているため、キャンセル料は規定通りかかります。

 

また、すでに一時停止を発表されていた4都市以外を目的とする方で、12月27日までに旅行が終わるという方は、一時停止期間に入っていないので、キャンセル料は無料にはなりません。

 

GoToトラベルキャンペーンで予約時に、GoToトラベルキャンペーン適用外の公共交通機関を利用する場合の利用分はキャンセル料が発生します。

 

GoToトラベルキャンペーン適用外の利用は以下になります。

 

・特定の列車の利用(例、とれいゆつばさなど)

・目的地の往復以外で交通機関を利用する場合

 

特定の列車の利用は予約時にわかるので、問題ないと思います。

 

目的地の往復以外で交通機関を利用する場合は、次のようなものがあります。

 

例えば、東京から岡山への往復をGoToトラベルキャンペーンで予約。その間に岡山から香川の日帰り旅行(宿泊なし)で利用する場合です。

 

宿泊がないため、GoToトラベルキャンペーンの対象外となり、この区間はキャンセル料が発生します。どの旅行会社を使ったとしても同様に発生するので、どのような旅程だったのかを見ていく必要があります。

 

JTBのキャンセル料の扱い

例えば、JTBで予約した場合、通常のキャンセル料の扱いは次のようになります。

契約解除の日 取消料(おひとり様)
旅行開始日の前日から
起算してさかのぼって
1)11日目にあたる日以前の解除 無 料
2)10日目にあたる日以降の解除
(3~6を除く)
旅行代金の20%
3)7日目にあたる日以降の解除
(4~6を除く)
旅行代金の30%
4)旅行開始日の前日の解除 旅行代金の40%
5)当日の解除(6を除く) 旅行代金の50%
6)旅行開始後の解除または無連絡不参加 旅行代金の100%

 

GoToトラベルキャンペーンを利用した場合で、年末年始に予約したものは24日までにキャンセルするとすべて無料になります。

 

ただし、GoToトラベルキャンペーン対象外の利用分については上記のキャンセル料が発生する場合があるので、問い合わせる必要があります。

 

GoToトラベルキャンペーンの一時停止についての反応

TwitterではGoToトラベルキャンペーンの一時停止が発表されて様々な意見が飛び交っています。

どんな意見があるのか見ていきましょう

 

冷静に見守る国民

 

一時停止でも独自で対応するホテル

 

GoTo一時停止で手の平を返すマスコミ

 

様々な反応ですね。

 

まとめ

今回は、GoToトラベルキャンペーンの一時停止でキャンセル料が無料にならないケースを紹介しました。

 

すでに予約した方は、どのようにするかの判断が迫られますね。

補填分を支払って旅行に行くのか、キャンセルをするのか。

 

どのようにするかは、個々人で判断するしかありません。

私は年末年始、帰省する予定でした。ただ、地元で感染者が増えていることと、GoToトラベルキャンペーンの一時停止が発表されたので、キャンセルしました。

 

様々なメディアの情報に翻弄されるのではなく、正しい判断で行動してほしいと思います。

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