小学校から始まるプログラミング必須化は失敗力を高めること

小学生向けプログラミング

いよいよ2020年よりプログラミングが全国の小学校に入ってきますね。パソコンを使うことは決まっていますが、どのようにプログラミングを取り入れるかは、各学校にゆだねられています。学校によってはプログラミングの授業時間に差が出てくるでしょう。

こればっかりは、始まってみなければわからないので、来年まで待ちましょう。今回は小学生から始まるプログラミング必須化は失敗力を高めることということで、書いていきます。失敗力とは失敗に強くなる、失敗を恐れなくなるということでつけてみました。

 

プログラミングが必須化されるのは、答えのない時代になったから

2020年より始まるプログラミング教育は、どのような理由で始まっていくのか、があまり広まっていないですね。プログラミング教育そのものにスポットが当たり、なぜ始まるのかが不明確なまま進んでいる感じがします。

プログラミング教育が始まるのは、答えのない時代についていけなくなったからです。今までの教育は、答えを出すこと、答えがあることを前提にして作られた教育です。過去の経験の通りにしていればうまくいくという考えです。

その結果、教育現場では様々な問題が出てきています。

例えば、2016年に算数のテストでの話題が記憶に残っていると思います。

9.0と書いたためにマイナス1点にされてしまったことです。これは言われている通りにしないと減点にするという今まで通りのシステムで点数をつけていたのでしょう。

これまではそれでよかったのですが、時代が変わってきていることに教育現場がついて行っていないためにおこったことでしょう。先生が問題ではなく、教育全体として社会のニーズに合った変化をしていないことが問題ということです。

 

今回の教育改革も150年ぶりといわれています。

[nlink url="https://newspicks.com/news/2129062/body/" title="【スライド】150年ぶりの地殻変動、「教育改革2020」とは" excerpt="日本の学校教育に地殻変動が起きようとしている。文科省が2020年に向けて推進している教育制度改革は、日本人の「学び」の古い常識を大きく塗り替え、21世紀の社会を生き抜く“新しい人材”を育成するための試みだ。学校教育界にどんな変化が起きるのか。その狙いと要点を、スライドストーリーでひもとく。" img="https://contents.newspicks.com/news/2129062/images/3949000"]

 

そして、プログラミング教育だけを見ると小学校だけと思われがちですが、すべての学年で起こります。大学入試に直結する高校を中心に教育がガラッと変わります。

 

AI時代における社会のニーズ

時代は、AI時代に入っています。今の時代で教育に激震が走った内容が2つあります。

 

 

キャシーデビッドソン氏(ニューヨーク市立大学教授)の予測では、

「2011年にアメリカの小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業後、今は存在していない職業に就く」

 

 

マイケル・A・オズボーン氏(オックスフォード大学准教授)

「今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという結論に至ったのです」

 

マイケル・A・オズボーン氏は人工知能を研究しているので、この内容は信ぴょう性があります。本当かどうかはその時代になってみないとわかりません。今と変わらないかもしれませんが、発表された数値よりも多くの仕事がAIによって自動化されているかもしれません。

変わらない未来に期待するより、自らが変わっていった方が未来に適用できます。

このような現状があり、AI時代の社会ニーズに合わせるため教育改革が行われ、プログラミング教育が全学年で開始されます。

そして、答えのない時代、AI時代に求められる能力として論理的思考力があります。プログラミング教育を通して論理的思考力を身につけることができるといわれていますが、本当に身につくのでしょうか?

 

論理的思考力はプログラミングではなくても身につく

論理的思考力とは何でしょうか?実用日本語表現辞典によると

 

論理に基づいて思考する能力(の高さ)という意味で用いられる表現。道理や筋道に則って思考を巡らせて結論を導いたり、あるいは、複雑な事柄を分かりやすく説明したりできる能力として主に捉えられる。英語の logical thinking(ロジカルシンキング)の訳語としても用いられる。

このように表現されています。

論理的思考力は、「道筋に沿って思考を巡らせて結果を導くこと」や

「複雑な事柄をわかりやすく説明したりできる能力」と言えます。

 

身近な例でいうと、料理を作るときは、自宅から目的地へ行くまでの道順を考えることがあてはまります。日常生活に適用することができる能力なので、論理的思考力があると、とても便利です。

料理がうまくなったり、コミュニケーションが取れやすくなったりします。

この論理的思考力ですが、プログラミングではなくても鍛えることはできます。論理的思考力を小学校の教育に当てはめると、「〇〇だから□□だ」という原因→結果の関係性を考えることなので、算数や国語でもできることです。

これほど、プログラミングが注目されているのは、プログラミングが論理的思考と密接な関係にあります。プログラミングはプログラムを書いて機械に仕事をしてもらうことです。

機械に仕事をしてもらうための命令を作るとき、人に伝えるようにしても認識できません。一つひとつを細かく分解して、わかりやすく伝えることで動いてくれます。なので、プログラミングは論理的思考の訓練をどのようかよりも多くするために最適であるといわれます。

そのため、プログラミング教育によって論理的思考力が鍛えられるといわれています。

 

まとめ、プログラミングは失敗力を高める

プログラミング教育必須化は社会的ニーズに合わせた結果できてきた内容です。未来はどんどん変化しているため、教育もそれに合わせて変化していく必要があります。そして、それを受ける私たちもただ待つだけではなく、自分自ら変化するために行動することが求められます。

そして、プログラミングは何度も失敗します。ある成果を出すために一回でできることはほとんどありません。何度も失敗してやっとつかめるものです。そのため、プログラミングを続けていくと失敗力が高まります。そうすれば、AIに負けない力を手に入れることができるでしょう。

 

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