国内でも様々なeSportsの大会が開かれるようになってきました。ますます注目されているeSprotsですが、大会で優勝するにはプロゲーマーになることが近道。
では、プロゲーマーになれる人はどのような特徴があるのでしょうか。
プロゲーマーと聞くと、ゲームが強いことやゲームオタクというイメージがあると思います。しかし、強いだけ、知識があるだけではプロゲーマーはそれだけではなることはできません。
様々なサイトからプロゲーマーの特徴を洗い出してまとめてみました。あてはまるものがあれば、あなたもプロゲーマーになれるかもしれません。
プロゲーマーに共通する5つの特徴
プロゲーマーに共通する特徴その1 探求心
プロとアマチュアの違いは、大会で勝つことを要求されているかどうかということです。
アマチュアの場合、自分の実力がどれくらいなのか腕試しで参加し、うまくいけば賞金がもらえるということを考えて大会に参加している傾向があります。
プロの中でもスポンサー契約しているゲーマーは、参加すること以上に勝つことが要求されます。優勝することで、スポンサー企業の名前がアピールされたり、注目されたりするためです。
そのために必要なのが、探求心です。ほかの言葉でいうと研究です。あるゲームについて、だれも知らないところまでやりつくしているか、ということが勝ちにつながります。
格闘ゲームで有名なストリートファイターVを例に挙げると、まずキャラクターの強さを知ること。どのような攻めが得意なのか。どのような受けが苦手なのか。ほかのキャラクターとの相性などを研究します。
そして、ゲームを操作するとき、基盤を操作してどれくらいの時間でキャラクターが動くのか。コンマ何秒の世界です。その差で勝負が決まることがあります。
このようなことを把握して、ひたすら練習をして勝ちパターンを見つけたり、ゲームのスキルを上げたりします。ただ、ゲームをするのではなく、勝つという目的を達成するために練習を重ねます。
ときには、やりたくない時も出てきますが、それに打ち勝っていくことが、プロゲーマーになる一歩です。
プロゲーマーに共通する特徴その2 体力
意外と思われますが体力は必要です。大会は全国または全世界で行っています。国内でも東京だけではなく地方でも開催するときがあります。
また、海外での大会に参加するときもあります。長時間の移動があるため、体力がなければ、勝つことができません。
疲れてしまって、集中力が切れ負けてしまうことはよくあることです。
体力がなければ、結果的に大会で勝つことは難しくなります。そのため長距離の移動で疲れないため、体力作りも必要になります。
プロゲーマーはパソコンやテレビの前でゲームをしているので、動くことがあまりありません。あるゲーマーはジムに行って体を動かしたりしているようです。
それほど、体力は必要になってきます。
プロゲーマーに共通する特徴その3 コミュニケーション
コミュニケーションも重要です。ゲームばかりしているならコミュニケーションは必要ないと思われるかもしれません。
確かに格闘ゲームは一人でやるので、コミュ力はなくても実力があれば勝ち上がれますね。
ここで、プロゲーマーになる方法を紹介します。プロゲーマーになるのは、2つの方法があります。一つはすでにスポンサー契約しているプロチームに加入すること。もう一つは大会に優勝したり、自分の実力をアピールした入りして、スポンサー契約を結ぶこと。
早いのは、プロチームに加入することになると思います。その時に、コミュ力がないと声がかからないそうです。
CYCLOPS athlete gaming所属「ynnnnnnn」選手はインタビューでこのように答えています。
誰を誘おうかという話し合いになったときに、この人はSNSとかでちょっと口が悪かったりするからちょっと……
ってなりますし、過去にチートとか使っていると……って感じですね。
特にOWは性格大事ですからね」
ここでは性格といっていますが、要はコミュ力です。なので、コミュ力必要です。コミュ障でもプロゲーマーになれるかと言われれば、難しいかもしれませんね。
プロゲーマーに共通する特徴その4 自己管理
自己管理はスケジュール管理とメンタルです。スケジュールは次の大会までに、どのようなことを目標にゲームに取り組むのか、自分にストレッチゴールを設定することができるかどうかです。
プロになれば、勝つことが当たり前となってしまうため、勝つためにどのような練習やスキルアップが必要なのか、そしてそれはいつまでなのか、ということを管理して進めていく能力は必要です。
そして、メンタルの管理。これはゲームを操作するときに、思い通りにならなかった場合の対応です。メンタルが強くないと、ちょっとしたことでリズムを崩し、負けてしまうということはあります。
メンタルのところだけを見るとほかのスポーツと大差ないですね。
なので、メンタルを管理すること、ちょっと劣勢になったからと言っても負けてではない、自分を信じてやり続けることができる状態をいかに保つかが問われます。
そのための自己管理です。
プロゲーマーに共通する特徴その5 発信力
発信力と知っても何でもかんでも発信すればいいというものではありません。プロになれば、発言や行動も注目されるので、プロとしての自覚ある行動が必要になります。
アマチュア時代では問題なかった発言が、プロになって同じ発言をすると注意されたり、最悪の場合は契約解除になったりします。
それほど、発言や行動には気を付ける必要があります。発言には気を付けることと、発信することでプレイしているゲーム人口が増えていくことにもつながるので、プロゲーマーとしての発信はやり続けることが良いでしょう
まとめ
以上がプロゲーマーになるための5つの特徴でした。
結局のところ、ゲームのスキルを上げることだけではなく人間力も上げていく必要があるということですね。
ゲーム好きなら誰でもなれるというわけではないので、意外だと思いました。
最近では専門学校がいくつかできているので、門徒は広がっています。専門学校ではゲームのスキルアップはもちろんのこと、上記のことについても学習する機会はあります。
結局のところプロですからね。どこかのスポンサーと契約するということは、そのスポンサーの顔になることと同じ。なので、上記のことが求められるのでしょう。
これからプロゲーマーを目指す方は参考にしてみてください。
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