横綱 白鵬の今後が騒がしくなってきました。
大相撲7月場所で右ひざを痛めて、休場
その後、半月板を損傷していることがわかりました。
手術をした後、稽古の見通しが立たず、引退の可能性が出てきています。どのような状況なのか、見ていきましょう。
白鵬はいつ、右ひざにケガを負ったのか?
白鵬がケガをしたのは、大相撲7月場所の12日目御嶽海との一番でした。
御嶽海の突き落としで宙をまった白鵬は2連敗
勝負所で、厳しい攻めにあい連敗、10連勝の後の2敗で優勝争いから後退
しかも、取組後には、右ひざを痛めたのか、足を引きずるようにして退場していきました。
白鵬は御嶽海との取り組みだけではなく、7月場所中に古傷の右ひざを痛めていたことを師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)が認め、7月31日から休場していました。
8月に内視鏡の手術を受けるも、稽古ができない
右ひざの半月板損傷という診断を受け、8月に内視鏡の手術を受けた白鵬
調整が遅れて、9月13日から始まる秋場所に出場するのは厳しい状況です。
柔軟運動はできるが、四股やすり足をすることができていないということなので、相当な状況なのでしょう。
医者からは今後、2週間の治療が必要と診断されているので、秋場所の出場は難しいでしょう。
気になるのが、今後のことです。
半月板は力士にとって生命線。半月板を損傷したことで1か月の休養をした力士や引退に追い込まれた力士がいます。白鵬はどうなるのでしょうか?
半月板の損傷は引退の危機
同じ大相撲7月場所で同じケガで休場した力士がいます。
西前頭17枚目の琴勇輝(29)です。14日目から休場。診断書には「右ひざ外側側副靱帯損傷、右ひざ外側半月板損傷により全治1か月の加療を要する見込み」とありました。
今後、1か月は治療に専念するという状況です。白鵬も同じ状況なのではないでしょうか?
また、過去には半月板損傷で引退に追い込まれた力士がいました。
貴乃花は右ひざの損傷で引退へ
お兄ちゃんこと、貴乃花は、平成13年夏場所で右ひざの半月板を損傷
その後、7場所連続で全休しています。手術をして一時的に復帰しましたが、結果的に引退に追い込まれてしまいました。
右ひざの半月板損傷は白鵬と同じですね。
半月板の損傷は、力士生命を左右する大きなけがです。白鵬が復帰できるよう治療に専念してほしいものです。
しかし、白鵬は2020年に引退することを宣言していました。なので、今後の去就が気になりますね
白鵬は2020年のテレビ取材のときに「今年、引退する」と宣言
白鵬が引退を漏らしたのは、2020年1月6日放送の、情報番組「とくダネ!」のVTR出演したときです。
43度目の優勝を果たした白鵬が44度目の優勝を目指すということで、インタビューに応じました
取材に応じたときは、白鵬自身のトレーニングルームで汗を流す姿を公開
約1時間、筋力トレーニングに励んでいたときに「どっちみち今年で終わるんだから見せてもいいじゃん。今年引退するんだから、俺」とポツリと宣言
その後、真意は不明ですが、2020年の東京オリンピックにかける思いは人一倍強いといいます。
「東京オリンピックを一緒に見たい」という父親との約束があり、東京オリンピックまで何とか頑張りたいという夢と目標を5年前に立てたと白鵬が告白
髷がついているときに東京オリンピックが開催されれば、土俵の上でも有志を見せることができると意気込んでいた様子でした。
ただ、東京オリンピックは1年延期に。しかも来年も開催できるか怪しい状況になってきています。
このような状況の中、白鵬の心が折れないか心配なところです。
半月板損傷の危機を脱して、土俵での活躍する姿を見たいものですね。
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