昨年、熱い戦いがあった、全国高校eスポーツ選手権が今年もやってきます。前回大会と同じで、ロケットリーグ部門とリーグオブレジェンド部門の2つの種目でそれぞれ競い合います。
今年から参加するチームもあり、今年の年末は昨年以上に盛り上がる大会になってくるでしょう。
この大会に参加できる資格があるのは、
- 日本国内にいる満16歳~満19歳(該当誕生日2000年4月2日~2004年4月1日)までの高校生
- オンラインとオフラインの大会に参加できること
- 同じ高校からチームを組んで参加できること
- チームキャプテンとスターティングメンバー選手の内1名は、日本語で円滑にコミュニケーションが取れること
以上の4つです。
今年はどのような戦いが繰りひろげられるのか、楽しみですね。
参加チーム数は前回大会の2倍に
第2回の全国高校eスポーツ選手権の参加チームは前回大会よりも増えています。
今年の参加チームはロケットリーク部門しかわかりませんが、2019年の選手権に参加しているチーム数は106チーム。昨年2018年の選手権に参加しているチームは60チーム
参加チームは約2倍にまで増えています。リーグオブレジェンド部門はまだ参加チーム数は出ていませんが、おそらく全体としても昨年を超えるチーム数になっているでしょう。
ロケットリーグ
ロケットリーグは1対1から4対4までプレイできるオンライン&オフラインゲームです。Steam、PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switchで購入してゲームをプレイできます。
プレイヤーはロケットカーと呼ばれる車を操作します。車はジャンプやロケット飛行ができるもので、約20種類あります。
ゲームの形式はロケットカーを使ったサッカーゲームです。
競技人口は2017年の時点で3000万人いるといわれているほど人気のあるゲームです。
League of Legends(リーグオブレジェンド)
League of LegendsはWindows、macOS用のマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ型のオンラインゲームです。
一度に10人まで同時にプレイできます。競技人口は世界で1億人を突破している人気のあるタイトル
毎年世界大会が開催され、2018年の「2018 World Campionship」では、日本のプロチーム「DetonatioN FocusMe」が日本代表として参戦。大会で勝利を重ね、日本チームの可能性を見せた大会でした。2019年は4月に開催されています。
eスポーツのタイトルの競技人口が多いこと以外に参加チームが増えたのは、全国高校eスポーツ選手権にeスポーツ部発足支援プログラムがあることが大きいと思います。
eスポーツ部発足支援プログラム
eスポーツ部発足支援プログラムはeスポーツ部の発足を支援するため、eスポーツには欠かせないゲーミングPCの貸し出しを受けることができるプログラムです。
支援するのは株式会社サードウェーブ。ゲーミングPC「ガレリア ゲームマスター」を5台、3年間継続でレンタルすることを条件に、最初の2年間は無償で使えるという支援プログラムです。
これを利用して、今回の大会に参加する高校もあります。
[nlink url="https://game.watch.impress.co.jp/docs/kikaku/1213778.html" title="オール1年生&未経験の高校生「LoL」チームはPDCAサイクルを回す!" excerpt="八女工業高校チームの特徴は、何と言ってもメンバーが全員1年生、しかも「リーグ・オブ・レジェンド」(LoL)歴1カ月というスーパーフレッシュである点だ。" img="https://game.watch.impress.co.jp/img/gmw/docs/1213/778/01_m.jpg"]
貸し出されるゲーミングPCはデスクトップ3台(キーボード、マウス付き)、ノートPC2台、ディスプレイ3台で計5台分です。
以下のゲーミングデバイスです。
レンタルだと年間391,680円(税抜き)で3年レンタルだと1,175,040円(税抜き)そのうちの2年分が無償になるのは、お得です。eスポーツを始めようと思うと、最初に機材をそろえる必要があり、1年分の費用で3年使えるのであれば、導入しやすいと思います。
また、高校生のチームがこれだけ増えているのは、連日メディアでeスポーツが取り上げられたり、11月から地上波でeスポーツの番組が始まったりして注目が集まっています。
11月から地上波で始まるeスポーツ番組
11月から始まるeスポーツの番組は2つあります。一つはRAGEによるeスポーツプロリーグ「RAGE Shadowverse Pro League」のセカンドシーズンが放映されます。
[nlink url="https://rage-esports.jp/league/sv/news/20191030/" title="eスポーツ国内最高峰のプロリーグ RAGEシャドウバース開幕戦" excerpt="RAGE Shadowverse Pro League 19-20 セカンドシーズン 第1節をテレビ朝日で放送します!" img="https://genblog.biz/wp-content/uploads/2019/11/rage_tvasahi.jpg"]
RAGE Shadowverse Pro Leagueセカンドシーズン
RAGE Shadowverse Pro Leagueは5月から8月に行われるファーストシーズンと10月から2月にあるセカンドシーズンの2回プロリーグ戦があります。
地上波で放送されるのはセカンドシーズンの開幕戦からです。セカンドシーズンでは8チーム参加します。
プロリーグに参加するチームは
- AXIZ
- auデトネーション
- G×G(読売新聞社のeスポーツチーム)
- 名古屋OJAベビースター
- 横浜F・マリノス
- よしもとLibalent
- レバンガ☆SAPPORO
- 福岡ソフトバンクホークス ゲーミング
以上の8チームです。最近では、プロスポーツクラブがeスポーツクラブを開設する動きが出ていて、今回のShadowverse Pro Leagueでは3チームがプロスポーツクラブのプロゲーマーが参戦します。
上位チームには賞金が出ることになっています。果たしてプロリーグを制するのはどこのチームになるのか?見ものです。
eスポーツニュース情報番組「ReAL eSports News」
もう一つは11月15日から月一のレギュラーで始まるeスポーツニュース情報番組「ReAL eSports News」です。
[nlink url="https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20191023139/" title="eスポーツニュース情報番組「ReAL eSports News" excerpt="日本初!地上波eスポーツニュース情報番組!今、熱い盛り上がりを見せているeスポーツの最新ニュースをお届け!" img="https://genblog.biz/wp-content/uploads/2019/11/001.jpg"]
番組のメインキャスターは南海キャンディーズの山里良太さん。ゲーム実況動画好きで、自身でもゲーム実況配信をしています。
取り上げるeスポーツは
- League of Legends(LOL)
- シャドウバース
- ストリートファイター
- ウィニングイレブン
以上の4つの競技を中心に、日本や世界で競技人口の多いタイトルを扱っていく予定です。こちらは月1ですが、どのような放送になるのか見ものです。
このように、日本でも地上波でeスポーツが放送されるなど、注目を集めています。
全国高校eスポーツ選手権の決勝は12月28日、29日
全国高校eスポーツ選手権のオフライン決勝は12月28日はロケットリーグ部門、12月29日はLeague of Legends部門にそれぞれ行います。
会場は両部門の決勝は渋谷区恵比寿にあるEBiS303で行われます。観覧もできるようなので、この日は大いに盛り上がるでしょう。
両部門の優勝チームには賞品があります。
「2019年度 eスポーツ部発足支援プログラム」モデルのガレリアゲームマスターノートPCです。
また賞品は準優勝やベスト4のチーム全員にも別のものが送られる予定です。
ゲーミングデバイスは必須
全国高校eスポーツ選手権を勝ち上がってために、必要なものがゲーミングデバイスです。プロゲーマーが使っているおすすめのゲーミングデバイスはこちらです。
ゲーミングデバイスをそろえて、eスポーツデビューしよう
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